ツーリングで西伊豆に行きました。
西伊豆だけでも、青の洞窟が見られる堂ヶ島の天窓洞や夕日の綺麗な黄金崎の馬ロックなど自然の絶景スポットがたくさんあります。
今回は良いタイミングで「堂ヶ島のトンボロ」を見ることができました!
■トンボロ現象とは?
堂ヶ島ではトンボロ現象を見ることができます。
トンボロ現象とは、写真のように干潮に合わせて海上に道が現れる現象のことです。
波が島を回り込んで両側から石や岩を運び浅瀬を作ることに寄って、このような珍しい現象が起きるそうです。
堂ヶ島のトンボロは県の天然記念物にも指定されています。
自然現象による壮大な景観は、一度は見る価値があると感じました!
■海の間を歩いてみた!
堂ヶ島のトンボロは3月〜9月の大潮付近、干潮時の潮位が30cm以下のときに歩けるほどの道が現れます。
道になる時間は、干潮時刻の前後1時間〜1時間半程度だそうです。
波が作った浅瀬が海面に上がる光景は幻想的でした!
沖合200m程先の島へと一本道が続きます。
道中は少し大変
実際に歩いてみる岩がコロコロとしていて、更には海藻が滑ります。
漁場にもなっていて海苔を採っている方もいるくらいです。
足場を確認しながら、バランスを取りつつ歩みを進めました。
この日はライダースブーツだったので靴が重くて、3月にも関わらず少し汗ばみました。
歩いて渡る場合は、履き慣れた滑りにくい靴が推奨です。
タイミングも大切!
実は私はトンボロに2度トライしています。
1度目は潮が引き切らず、足が濡れるのを回避出来ない状況だったので渡り切ることを断念しました。
また風が強く波の雫が舞って、それを浴びて濡れました。
2度目は風も穏やかで足元も濡れずに歩けました。
道中は貝やヤドカリ、カニなどの小さな生物を観察しながらのんびり進みました。
左右どちらを見ても駿河湾が広がり絶景です!
流木も転がっていてどこか風情がありました。
■渡りきると三四郎島!
道を渡り切ると三四郎島の象島に辿り着きます。
象島は三四郎島の一番陸に近い島で本当は伝兵衛島と言い、象が座った形に見えます。
三四郎島は伝兵衛島のほかに、中ノ島、沖ノ瀬島、高島の4つの島のことを指します。
見る角度で3つの島にも見えることから三四郎島と言うそうです。
ダイヤモンド中ノ島
ちょうど太陽が中ノ島に重なったタイミングを伝兵衛島から撮影しました。
富士山ではありませんが、若干のパロディ撮影をしてみました。
■アクセス(堂ヶ島のトンボロ)
Googleマップはトンボロの住所です。
国道136号線沿いには、徒歩5分〜15分圏内にいくつか無料駐車場があります。
いずれも7台〜15台と駐車台数は少なめなので、近い順に停められるところを探してもいいかもしれません。
国道136号線から海の方向へ急勾配の坂を下った先にも駐車場があり、そこがトンボロには一番近いです。
また観光の際は、潮位や天気を調べてから行くと楽しめると思います。
潮位はコチラで調べられます!
堂ヶ島のトンボロ『2023年版』潮位表のご案内 – 西伊豆町観光協会
自然現象による珍しい海の道は絶景でした!
バイクで伊豆半島の道中も楽しめて満足でした!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
もし良ければ、他の記事も読んでみてください!